Google広告の入札価格の仕組みを知ることで、広告費用を抑えながらも効果を上げるための方法が見えてきます。
この式の「一つ下の広告ランク」と「広告の品質スコア」について理解が出来きると広告の費用を下げつつ効果を上げるための道筋が見えてきますので、まずはこれらを紐解いていきます。
品質スコアは1から10までのGoogleが評価する数字です。
以下の項目が判定基準になります。
まず、広告ランクは以下の様に求められますが、一つ下の広告ランクとは、自身のランクより一つ下にある別の人の広告のランクを指しています。
広告ランク = 自身の最大入札価格 × 広告の品質スコア
文章だけだと少し分かりにくので仮の広告ランクの表を使って計算を実践していきます。
広告 | 最大入札価格 | 品質スコア | 広告ランク | 入札単価 |
---|---|---|---|---|
A商事 | 200 | 10 | 2000 | 161 |
B商事 | 400 | 4 | 1600 | 301 |
C商事 | 600 | 2 | 1200 | Higher |
A商事の入札単価の計算を見ていきます。
まず、広告ランクは「自身の最大入札価格 × 広告の品質スコア」ですので
200 × 10 = 2000となります。
次に、一つ下の広告ランクは1600で自身の品質スコアは10のため、
入札単価 = 1600 / 10 + 1 = 161
となります。
上記の表と計算式から、品質スコアが高ければ低い入札価格でもその他の高い入札価格の広告よりも優位に表示がされるという事がわかります。また、広告スコアが高くLPの体験も良い場合はコンバージョンも高くなることも予想できます。
この記事では入札単価が決まる仕組みから品質スコアの重要性を知る事ができました。品質スコアをどうすれば改善できるのかは、また別の記事で書いてみようと思います。